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保高宿の七夕まつり [マチヅクリ]

少し前の話になりますが、先週末8月8日土曜日のイベント
旧保高宿界隈で実施された七夕まつりについて。
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安曇野市の中心地域のひとつ、穂高町のまちなかエリアは
旧糸魚川街道の宿場のひとつ、保高宿があったところで、
このブログでも旧街道関連のネタを多く取り上げてきました。

昭和後半頃までは、街道を中心にまちなかでは七夕飾りが出され、
真夏の癒しの風景のような感じで地域住民や訪れる人を和ませていたそうです。
地域内に暮らす人々が少なくなって高齢者層が多くなり、
いつしか七夕かざりも一斉行事として掲げられることはなくなってしまいました。

そんななか、地域で数少なくなった商店の一部が声を出し、
せっかくの夏の夜を楽しむイベントをしようじゃないか、ということになり、
七夕飾りを久しぶりに復活させることになったのでした。

保高宿の老舗和菓子店「丸山菓子舗」と
旧若松屋で営業する「バザール若松屋」を中心に
音楽イベントを催し、有志に露店での営業をしてもらい、
安曇野まちなかにぎわいプロジェクトのメンバーによる
街道沿いに残る古民家のライトアップとまほらランタンセッティング、などなど。

来場者には出来れば浴衣や甚平など夏の和装で足を運んでもらうことをアナウンスして、
かつての街道がそうであったように、真夏の夜のまちなかで
そぞろ歩きを楽しみつつ夕涼みをしていただこうという流れになったわけですが。

成果は上々。
つい二週間ほど前に突発的に開催を決めて準備不足で始まったわりには
なかなか楽しくも懐かしい雰囲気に満ちたイベントとなりました。
道祖神や民家のライトアップも雰囲気がよく、
お知らせどおり浴衣姿で来場されたお客さんも何人も居て。

街道を抜ける車問題をどう扱うか、近隣住民や今回とくに参加の形を取らなかった商店に
来年以降どうやって参加してもらおうかなど、初開催としての課題も当然ありましたが、
次回もいっそう充実したかたちでやりましょう、という参加者全員の一致した掛け声で、
前向きな明るい気持ちで来年に向けて動き出せそうです。
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(写真提供:T.Miyazaki氏 special thanks.)
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安曇野の貴重な土蔵が消失しました [マチヅクリ]

昨日6月11日付け信濃毎日新聞に掲載された記事。
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安曇野市穂高のまちなかに建つ土蔵が解体されたというニュース

明治初期に建築されたという、かなり規模の大きな"都市型土蔵”。
場所は穂高のまちなか、近世には宿場町保高宿として栄えた街道沿い。
呉服屋を営んでいた上條家という商家の土蔵として建てられたとのことで、
昭和50年(1975)に現所有者である八十二銀行が敷地とともに取得して、
穂高支店の文書保管庫して現在まで活用され続けてきました。

記事にあるように、その土蔵が解体されてしまったのです。
住民の、おそらくほとんどの人が工事の始まるまでその事実を知ることもなく、
数日前、突然に工事が始まり。。。

あまり知られている話ではないのですが、
穂高のまちなかには土蔵が今なお数多く残り、
少し痛みの目立ち始めたものもあるなか、
それでもまだ現役で活躍し続けている蔵も少なくありません。
下は穂高のまちなかに現存する土蔵の一部。
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件の八十二銀行穂高支店の土蔵もまた、
その現役で活躍する一棟、、、だったはずでした。

たしかに下屋をはじめ主に屋根部分に老朽化の兆候が見られていて、
軒先が波打つような状況のなか、柱を追加して応急処置していました。
解体にいたる理由はまさにその老朽化であって、
銀行を利用する顧客に万が一のことがあってはいけないということで
取り壊してしまえとなってしまったようです。

ただ、、、それにしても残念でなりません。
明治初期建築とはいえ文化財指定を受けた建物というわけでもなく、
法的には所有者が解体することになんら問題はないわけですが、
同蔵は穂高のまちなかの中心地にあり、
宿場町の面影を残す町並みを代表する建造物のひとつでもありました。

まちなかだけでなく安曇野市内で比較しても規模は相当大きく、
非常に立派な立ち姿であったのですが、
もはやその雄姿を拝むことは叶わぬこととなってしまいました。

銀行には、上にも書いたようにもちろん所有者なりの解体理由があったわけです。
老朽化して危険な状態になっているものをほうっておけないというのも
当然ながら理解できる話ではありますが、ただそれにしても。。。

繰り返しますが、穂高のまちなかには未だ数多くの土蔵が残っています。
それらはみな同地の民家などが所有する蔵で、老朽化したものも多いです。
でも、近年これらの蔵が解体されたという話は耳にされず、
それどころか外壁を修復したり、屋根瓦を葺き直したりと
まだまだ活用しようとする所有者の住民がたくさん居られる状況なのです。
そんななか、地域社会を支える企業の(あえて言わせてもらいますが)
あまりにドライな解体決定は、本当に残念でなりません。

ビジネスライクに考えるということならそれもひとつの論理でしょうが、
同行には「八十二文化財団」という文化財の調査保全に寄与するための
立派な組織が存在しているわけで、この財団側で解体される前の蔵について、
解体すべきか保存すべきかの議論なり検証が行われることがなかったのか。
解体に至る内部事情の経緯までは知る由もありませんが、
文化財指定されずとも地域社会のなかで高い歴史的価値を持っていた
立派な土蔵があっさりと壊されてしまった事実は変わりません。

新聞記事にある建築士の大先輩は
「文化財でなくても古くて勝ちある建物については
壊す前に市民が状況を知り、議論できる仕組みが必要」と訴えています。
新しくものを作るとき、それが地域社会に溶け込めるものであるかどうかを
審議するために、現在は景観条例や景観計画が存在しています。
それはつまり建造物の所有者は個々にあっても
その外観については住民や地域社会の共有物であるという発想なわけですが、
既存の建物を消失させる行為についてもまさに同質の考え方を
当てはめなくてはいけないと思います。
たとえ最終的には所有者の意思決定が尊重されなくてはいけないとはいえ、
せめて住民みんなでその価値を共有する取り組みが大切ではないでしょうか。
ましてや、地域社会に貢献することを目的と標榜する
文化財団を所有する地方銀行の行為であればなおさら。

とにかく、残念です。
せめて今回のことを教訓として、まちづくりと建物の存在価値について
住民が考える仕組みづくりが進展することを願うばかりです。

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これはまちなかガイドウォークの様子。
ツアーの必須立寄りポイントがひとつ、消えました。
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里山の庵で会議 [マチヅクリ]

今日の午前中は「歩いて楽しいまちづくりプロジェクト」のミーティング
いつもは役場の会議室だったり公民館で行われたりするのですが、
今日は趣向を変えて明科潮沢地区の東平庵にて。
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東平庵は旧篠ノ井線廃線敷き遊歩道コースの途中にあり、
ハイキングや散策で訪れるハイカーや観光客の休憩スポットとして、
また予約すれば手打ちうどんや灰焼きおやきの食事が取れる
憩いの場として愛されている場所。

同プロジェクトは現在、潮沢地区をモデルエリアに位置づけて、
地区住民の方と市民団体と市行政とが一体となって
地域を盛り立てて元気に楽しいまちにして行こうと計画しているところ。
そんなこんなで今回は新年度の計画立案などの打ち合わせで
東平庵を借り切って会議したわけですが、
会議の中身よりその後のランチタイムのほうが印象強くてw

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ここの手打ちうどんはとうじそばのように、具だくさんのお汁のなかに
茹で上がったうどんをとうじかごに入れ、温めて食すやり方で頂きます。
これがホントにあったまって美味しいのなんの。

灰焼きおやきのほうはかなりボリュームのある大きさ。
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分厚い生地はそこらのお土産屋さんで売ってるような軟いものではないので、
食べ応えがあって昔ながらの味わいを楽しめます。

廃線敷きハイキングはシーズンオフ状態なので
今日は特別に店を開けてもらったような感じですが、
のどかな里山の庵で田舎の素朴な味を楽しめる場所は
地域づくりの拠点としてもとても大切な場所ですね。

今日の廃線敷きコースの様子はこんな感じ。
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終日おひさまの当たりにくい場所は20センチくらい雪が固まった状態ですが、
日当たりのよい場所に出るとほとんど雪も溶けてしまっています。
漆久保トンネルあたりは日当たりのよさもありますが、
冬場の間伐作業もかなり進んだみたいで、けっこう明るく感じました。
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歩いて楽しいまちづくりプロジェクト、
今日の会議では廃線敷き沿いのけやきの森を中心にした
いくつかの企画を立てていろいろ仕掛けていく事になりました。
詳細はまた追々報告お知らせをできればと思います。

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カタクラモール再開発と火の見やぐら、その後 [マチヅクリ]

去る6月14日に当ブログにてエントリーした火の見やぐらに関する記事。

カタクラモール再開発と火の見やぐら

松本市内のカタクラモール一帯の再開発に伴い、
片倉工業が所有する土地に建っている消防団詰所が移転を余儀なくされ、
その移転に際して傍らの火の見やぐらが解体撤去されることになったという話。
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大正15年建設という、現存する火の見やぐらとしては歴史の古い
希少価値の高いやぐらということで何とか保存できないものかというのが
上記のブログの大筋だったわけですが。

じつはそのブログ記事と前後して、
松本市長宛てにメールを出しておりまして、内容は
「大正年代の火の見やぐらは貴重だから、例えばカタクラ側と協議して
新しいショッピングモールエリア内で保存再活用の道を模索できないか」
というようなもの。
もちろん自分なんぞが松本市長と面識があろうはずもなく、
市のホームページで一般募集している市長への手紙という投書コーナー
利用しての意見提案だったわけなんですが、このたび
市のほうからその回答書が文書できちんと届きまして。

以下、その回答文書の内容を抜粋。

『消防第3分団の土地は片倉工業株式会社の土地を無償貸借しており、
火の見やぐらと詰所など建造物の所有&管理は松本市。
来年3月には構造物は撤去し、更地にして同社へ返却予定。
火の見やぐらは火の見の役割を終えており、新たな活用がなされていない、
老朽化による安全問題があるなどから、やぐらの活用を事業者に求めるのは困難。
・・・・・
但し、やぐらは大正15年築造で市内で最古の部類に入ると思われ、
形状も他の櫓とは趣を異にするものである。
現地での保存活用は難しいが、現状の図面作成や写真撮影による
記録保存調査を行うとともに、銘板など部分保存をし、活用方法を今後検討する。』

とまあ、抜粋というかほぼ全内容を要約したようなものですが。
結論から言うと、理想とする櫓のままでの保全は残念ながら無理ということです。
これは予算や民間事業者の事情もあるので難しいことは承知していました。
ただ、闇雲に解体撤去されて跡形もなく、人々の記憶からも消し去られてしまうような
寂しくも悲しい事態だけは回避できそうな"微かな可能性”だけは残されました。

記録画像や図面以外の実体として残されるのが銘板や半鐘だけなのか
あるいはその他の構造部位も相応に保存されることになるのかは
まだなんともいえませんが、少なくとも松本市行政として
火の見やぐらにほんのわずかでも関心を向けて頂いたことについては
前向きに捉えたいと思います。
もちろん、理想はやぐら全体の保全活用だったので、
寂しさが募るのは違いないのですが。。。

銘板とか半鐘などのちっちゃなパーツだけでなく、
もう少し容量の大きい、全体の何割かという形が認められるのであれば、
各地でたまにみかける見張り台&屋根部の保存転用などは
比較的現実的な話として可能性があるのではないかと思ったりもします。
近隣の実例では、大町市のあずまやへの転用例や、
山形村の小学校敷地への移転例などがあります。

大町市、宮の森自然園の見張り台転用例
山形村小学校に残る見張り台の移転例

というわけで、黙っていては解体撤去作業の際に銘板と半鐘だけ取り外して
あとの活用方法が見つからずに倉庫で埃にまみれるという可能性も無きにしも非ずなので、
今度はこの見張り台を半鐘とセットで新装カタクラモールの敷地に設置して、
来場する客のくつろぎスペースに活用するという提案を市にしてみようかと考えております。

(今回は同じ内容の記事を別宅ブログ「狛犬をめぐる火の見ヤグラーな日々」でも掲載します。)
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カタクラモール再開発と火の見やぐら [マチヅクリ]

今朝(2014年6月14日)付けのローカル新聞各紙のトップ記事。
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松本市中央の大型商業施設松本カタクラモールについて、
再開発計画を進めているイオンモールから計画概略が公表されたとのこと。
総店舗面積が現カタクラモールの約3倍という巨大なもので、
小売店規模として県内最大級になるとあります。

この再開発計画は商業面だけでなく景観、歴史文化など複数の側面から
地元住民や行政を絡めて様々な思惑と論議を巻き起こしています。
地元商業関係者が大規模店舗の拡充に警戒心を強める状況は
今にそしてここに始まったことではないわけですが、松本ではそれに加えて
もともと同地が製糸業の片倉工業が操業していた工場跡地で
現在は「カフラス」や「生物科学研究所」といった企業の近代建築物が残されており、
そうした歴史的建造物の行方についても市民団体などを中心に
保存活用の声が上げられていたりしました。

今朝の新聞記事によれば、それら建築物のうち
カフラスの事務所棟(昭和4年建築)と生物科学研究所の事務所棟(同11年建築)は
耐震工事の上保存活用の方針となっている模様ですが、
現在残る建物のすべてというわけではなさそうですし、そもそも計画自体が
まだたたき台というレベルですから、今後どう話が転ぶか不透明さは残ります。

で、ここからが本題(ようやく)。

自分が個人的に気にしているのは同社所有地に立つ火の見やぐらのこと。
(火の見やぐらについては別のブログで記事エントリーをしていますが、
今回はとくにまちづくりに関係する話なので、こちらで掲載します。)

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片倉側が所有する現モールの周辺敷地は広大で、
そのなかに松本市消防団の屯所と火の見やぐらが現存しています。
借地の上に屯所を立てさせてもらっているという現状なわけですが、
再開発に伴って土地の明け渡しを求められたため、屯所は近所へ移設が決定。
同時に火の見やぐらは撤去解体という方針が市によって決まっているそうです。
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(拙ブログ「狛犬を巡る火の見ヤグラーな日々」をご参照下さい。)

同地に立つ火の見やぐらは松本市消防団第3分団の屯所脇に立っており、
3脚柱の松本地方では比較的スタンダードなデザインと高さを持つやぐらです。
やぐらに装着された銘板には大正15年10月製作とあります。
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全国各地に現存する火の見やぐらは大半が鉄骨造であり、
戦後の昭和30年~40年代前半に建設されたものがほとんどです。
戦前よりすでに鉄骨造の建設は始まっていましたが、
戦時中の金属供出(金属類回収令)によって多くの火の見やぐらが解体回収され、
しかしながら、それでも解体を免れて生き残ったやぐらも少数ながら存在し、
全国各地に今もなおかろうじて残っているというのが現状です。

現在、火の見やぐらはその当初の役割を終えたものとして
全国各地で解体撤去が進行しています。
松本市内も多分に漏れず、市街地郊外問わず行政予算を付けて
どんどんと撤去され、変わってスピーカー付属の防災無線塔などが
各地の集落単位で建てられている状況です。
限られた予算編成のもとで市民のための防災設備充実を図るなかで
もはや使用していない(強いて言えばホース乾燥塔の役割しか果たしていない)
火の見やぐらが姿を消していくのは必然かもしれません。
しかし、火の見やぐらは地域の風景に溶け込み、
その地域づくりを象徴する安全遺産であり、まちの歴史の生き証人です。

火の見やぐらの建設資金捻出は地域によりまちまちではあるものの、
基本的に火の見やぐらは地域住民のために地域住民が建てるものです。
カフラスや生物科学研究所の建物も確かに立派な近代建築物で
その価値は保存活用を進めるに値するものだと私も思いますが、
ここに立つ火の見やぐらは建設年代においてはカフラスなどのそれより古く、
なによりその存在には防災を芯とする地域づくりの象徴的意義があることを
私たちは改めて理解する必要があるのではないかと思うのです。

そうした火の見やぐらの歴史的価値と地域づくりの象徴として
少数ながらも国登録有形文化財となっている火の見やぐらも存在します。
江戸期推定の木造やぐらもありますが、鉄骨造で絞れば
製作年代は大正12年~昭和26年の範囲となっており、
年代に限っていえば少なくともカタクラモール傍に建つこの火の見やぐらもまた
登録有形文化財となってもおかしくない歴史的価値があるのではないでしょうか。

大正から昭和にかけて(あえて言えば平成の現在に至るまで)、
地域住民の安全を見守り続けてきたこの火の見やぐら。
ただお役ご免だから解体しますね、だけで済ませるというのでは
あまりに切ないものがあります。

松本市民ではない一介の火の見ヤグラーが外野でぼやいたところで仕方ないですし、
一度決まってしまった解体方針が覆ることはないかもしれませんが、
カフラスなどの保存予定建物も一部は移設の上ということのようですし、
この火の見やぐらも地域づくりの歴史的建造物としてその価値を多くの人で共有し、
新しく整備されるモールのどこかに移設再生活用する道が切り開けないかと
ささやかながら願望している次第です。

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モール再開発計画と真剣に向き合っている地域の各団体や個人の方々にも
消え去ろうとしている火の見やぐらの価値をぜひ再発見してもらいたいですし、
開発主体のイオンモールにも地域を大切に思う気持ちがあるのであれば、
例えば火の見やぐらを引き取り、町と商業施設を結ぶ新たな地域づくりの
象徴=シンボルタワーとして保存に動いてもらえないかと、切に願うところです。

(記:2014年6月14日)
(6月18日、名称に誤りがありました。
 ×「生物化学研究所」 → ○「生物科学研究所」です。
 お詫びして訂正いたします。)


より大きな地図で 狛犬を巡る火の見ヤグラーな日々 を表示


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集落のランドマークとして常念岳を見る [マチヅクリ]

安曇野市堀金の扇町と下堀の両地区を歩いてみました。

来月開催される、NPOふるさとづくり応援団主催のふるさとウォッチングin安曇野。
毎度おなじみのガイドウォーキングも、来月の開催をもって早や20回目。
その下見ということでNPOスタッフ数名で予定コースを歩いてみたのですが。。。
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常念岳がどこからでも見通すことができる集落。
というより、まるで常念岳をランドマークとして集落の街路や
敷地内における建物や樹木の配置が計画されたかのような印象。
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田舎の村のことゆえ、集落内には曲がりくねった道が多く、
もちろんどこからでも常念岳が見通せるというわけではないですが、
それでも要所要所のポイントでの風景要素としての常念岳の在り様は
借景として非常に効果的に集落のなかで生かされている感じ。
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これまで安曇野に点在する多くの集落を歩いてきましたが、
今回はとくにこの集落の合間から見える常念岳の姿が印象的ですね。
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都市機能の充実で本来持っていた安曇野の集落景観の魅力が
減ってきているというのも否めないところだと思います。
優れた眺望景観としての存在価値をより強く意識してきたのは
地域住民よりむしろ都市部から訪れる観光客であったり
移住してきた新住民だったりとよく言われますが、そうではなくて
この地に暮らす住民は無意識のなかで常念岳をはじめとする
アルプスの山容を自分たちの暮らしのなかで生かしてきていたのでしょう。
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自然のなかで昔も今も変わらぬ姿を見せるアルプス常念岳と、
農耕が基盤となっている集落形成。
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次回ふるさとウォッチングも面白いものになりそうです。


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安曇野まちなかカレッジ、仕込み中 [マチヅクリ]

安曇野まちなかカレッジが始動しております。
カレッジの簡単な経緯は以前のエントリーをご参照

昨日はその仕込みの一環として、穂高の旧街道沿いに建つ、
若松屋さんにお邪魔しました。
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かつては味噌や醤油の醸造業を営んでいた商家の若松屋。
現当主の話では明治10年頃の建築という見世蔵建築の主屋は見応えがあり、
保高宿をガイドする際の見どころのひとつとなっています。

また若松屋は明治初期に自由民権運動で活躍した
松沢求策の生家という側面もあって、
地元の偉人の足跡を追う意味でも貴重な存在です。
(松沢求策 by Wikipedia ⇒
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E6%B2%A2%E6%B1%82%E7%AD%96

そんな若松屋さんに、まちなかカレッジ開催中に
短期イベントで関わって頂けるような仕組みについて
相談に伺ったのが昨日の訪問理由。

どのような企画が実現できるかまだ調整はこれからですが、
御当主と相談を重ねてよい企画を設けたいと考えています。

詳細はまたおいおいご案内できると思いますので、
ご期待を(^^;)

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昔は画像のような土蔵が4棟も建っていたそうです。
そして主屋の裏側には地面から2階まで伸びる大きなうだつ。
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現地踏査アゲインby歩いて楽しいまちづくりプロジェクト [マチヅクリ]

息長~く準備検討期間の続いてきた、
安曇野市の歩いて楽しいまちづくりプロジェクト。
こちらがデスクワークの時を経て、
ようやくフィールドにおける実戦、、、もとい実践にこぎつけまして。

今日はまず現地踏査で、
今年度のモデルタウンに選定したひとつ、
安曇野市明科潮沢地区をメンバーで歩いてみました。

もっとも、歩いたといってもコースが長いので
基本移動は車なんですが。

潮沢といえば旧国鉄篠ノ井線廃線敷きがあり、
御手軽なハイキングコースとして人気の高いエリアなわけですが、
じつのところ肝心要の潮沢という地区自体がいったいぜんたい
どういうところなのかというのは、あまり知られていなくて。
観光のゲストはもちろん、同じ安曇野市に暮らす市民ですら。

もっといえば、潮沢の地域に暮らす人にとっても、
意外と知らない事実があったりもするもので。

NPOでふるさとウォッチングなんかするときは
毎回その地区の人にいろいろ協力してもらったりするのですが、
こちらで調べて用意した資料ファイルを見て
「へぇ~、そんなのぜんぜん知らなかったよ」
なんて言葉が帰ってきたりすることも珍しくないことでして。

今回、歩いて楽しいPJ(←プロジェクト)はこの潮沢と
あとは水辺の郷として有名な重柳地区をピックアップ
重柳は9月、潮沢は11月にそれぞれの地区にて
ウォークラリーのような形式で地域の魅力を発見してもらう
楽しいイベントにしたいと皆で知恵を絞りあっているところです。

また詳報は随時お伝えできると思います、、、たぶん。
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安曇野まちなかカレッジ、キックオフです [マチヅクリ]

以前より検討ミーティングを重ねていた、
「安曇野まちなかカレッジ」の第一回実行委員会を本日開催。
今日をもって正式に発足しました。

昨年にNPO安曇野ふるさとづくり応援団(旧信州ふるさとづくり応援団安曇野支部)
にて実施した旧保高宿のまちなかワークショップの発展させた取り組みでもあり、
NPOだけでなく商工会をはじめ、市内で活動する各団体と連携をとって、
多角的に安曇野のまちづくりを実践しようという事業です。

カレッジ自体は連絡協議会の色合いが濃い団体で、
実質的な活動の主軸はカレッジに参加する各団体。
既存の諸活動やイベントは数多くあるわけですが、
それらのまちづくり活動を単体単発で終わらせてしまうのではなく、
広報PRや横の連携を強化することによって
より大きな取り組みへと発展させていくことが期待されています。

また、この安曇野カレッジの取組みの主要な柱として、
いま全国各地の商店街などで広がりを見せている
「まちゼミ」も今年度から早速実施していくことになっており、
まず今年度は10月と2月に行うことが現在予定されています。

当面は旧保高宿の街道を中心にした穂高のまちなかに限定した
活動となりますが、参加団体が慣れ親しんだホームタウンで
地に足のついた既存活動+まちゼミの運営を行って、
やがては豊科など他地区へとその効果を波及させて行きたいと考えています。

まあ、四の五のだらだら書きましたが、
地味で気長に取り組むまちづくり地域活動も、
気がつくと仲間が増えてきていることを実感できて
今後の展開がどうなるか判りませんが、
とにかく頑張ってみようぜい、ということですね。
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安曇野市文化財調査委員会 [マチヅクリ]

安曇野市の文化財の把握と保全状況などを調査する、
安曇野市文化財調査委員会というのがあるのですが、
その委員メンバーのひとりとして委嘱を受けまして、
本日その初会合に出席してきました。

これとはべつに文化財保護審議会というのがあって、
そちらは新たに文化財を指定したり、まあいろいろあるのですが、
調査委員のほうは主にいま指定を受けている文化財の
現状把握の調査を主な任務にしています。

委員会自体は以前より存在していましたが、
今年から文化財パトロールという実務を始めることになり、
計10名のメンバーで市内の文化財現状調査にあたることになりました。
もっとも、今年度はまだ新体制のスタートということで、
調査する文化財の数も一部に限られるようですが。

今日はミーティングのあと、事務局の教育委員会文化課の職員から
実際の現場で調査方法のレクチャーを受けました。
研修は明科地区の長光寺薬師堂。
市の有形文化財でしたが、一昨年に県宝に昇格しまして。
まあそれだけ歴史のある財産なわけですが、
こちらの詳細については追々。。。
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ということで、新メンバーとして、頑張らせて頂きますm(__)m

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